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産婦人科で処方される低用量ピルに毒性はある?

2020年01月26日

産婦人科を受診して医師に希望を出せば避妊効果がある医薬品である低用量ピルを処方してもらうことができます。
望まない妊娠を避けたり、今後の妊娠に備えて用意をしておきたいということであれば低用量ピルが果たす役割は大きいのですが、しかし時折「産婦人科で処方されているピルには毒性がある」と言われることもあります。
こうしたことが言われていると低用量ピルを処方してもらう際に強い不安を感じてしまうこととなりますが、では本当に産婦人科で処方される低用量ピルに毒性はあるのかと言うと、これはまず「毒性は無い」と断言してしまって構いません。
毒性と言うのは化学物質などが持つ生物に悪影響を与える性質のことを指すのですが、通常の低用量ピルでは服用をしたから何らかの中毒症状に襲われるなどのことはほとんどあり得ないのです。
ただ「誰が飲んでも絶対に安全だ」というものではないことも確かなことです。

低用量ピルには女性ホルモンが含まれており、女性ホルモンが体内に入ることで疑似的に妊娠の状態を作り出すことで着床を防ぐ仕組みがあります。
しかしこの女性ホルモンには血液を固める成分の合成を促す作用もありますので、これが原因となって血栓ができ、心筋梗塞など致命的な症状が引き起こされてしまうリスクがあるのです。
もちろんそうならないためにも処方前には問診や検査などが行われるのですが、そうした対策を講じても、血栓が作られてしまうリスクはゼロにはなりません。
医薬品はどのようなものにも副作用がありますが、この血栓症リスクは低用量ピルの代表的な副作用であると言えるでしょう。
ですが副作用が恐ろしいから一切の薬は使わないというような極端なことが正しいとは言えませんから、低用量ピルを服用する前には産婦人科でしっかりと話を聞き、メリットとリスクを把握したうえで利用の判断を下すようにしてください。